市販のルーを使わずに作る、おいしいハヤシライスのレシピ
じっくりと炒めた玉ねぎとトマトジュースを使って、洋食屋さんの懐かしいハヤシライスを再現。赤ワインとバターの香りがおいしい、本格ハヤシライスのレシピです。
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■材料 4人分
- ・牛切り落とし…200~250g
- ・玉ねぎ…大1個(300g)
- ・マッシュルーム…3~4個(缶詰でも可)
- ・にんにく…1~2片
- ・パセリ…適量
- ・サラダ油…適量
- ・バター…30g
- ・小麦粉(薄力粉)…大さじ4
- ・赤ワイン…200ml
- ・牛乳…100ml
- ・トマトジュース…300ml
- ・ケチャップ…大さじ1
- ・醤油…大さじ1
- ・ウスターソース…大さじ2
- ・コンソメキューブ…1個(顆粒タイプは小さじ2)
- ・塩こしょう…適量
- ・ごはん…人数分
肉の下味
- ・赤ワイン…大さじ2
- ・塩…ひとつまみ
- ・こしょう…適量
■牛肉に下味をつける
・牛切り落とし肉をボウルに入れ、下味用の調味料を加えて軽くもみ込んでおく。
●肉の下味の調味料 : ・赤ワイン…大さじ2 ・塩…ひとつまみ ・こしょう…適量
■野菜を切り分ける
・にんにくをみじん切り、マッシュルームを薄切りにする。
・玉ねぎを縦2等分に切り分け、半分をごく薄切り、もう半分をくし切りにする。
★マッシュルームは水煮で代用可。分量は固形量70gぐらい、小さめの1缶分になります。※汁は捨てず、煮込む際に一緒に入れると旨味が増します。
★パセリは香りが飛ばないように、盛り付ける直前にみじん切りにします。
玉ねぎの使い方
玉ねぎは半分を薄切りに、もう半分をくし切りに。
薄切りにした玉ねぎは甘味のあるハヤシライスに仕上げるための素材、くし切りの玉ねぎは具として使います。
玉ねぎの分量は大きめの玉ねぎ1個分300g前後。多めに使うことでおいしいハヤシライスになるので、小さなものや中ぐらいの玉ねぎを使う場合は分量を調整して下さい。
■牛肉と玉ねぎを炒める
・鍋に油を引き、中強火で熱する。
・牛肉とくし切りにした玉ねぎを入れ、牛肉の色が変わるまでざっと炒める。
・牛肉の色が変わったら別皿に移しておく。
★鍋は洗わず、そのまま使います。
■玉ねぎを炒める
・鍋にバター20gと薄切りにした玉ねぎを入れ、弱火でじっくりと炒める。
★バターは分量から20g。残り10gは後で使います。
・玉ねぎがきつね色になったらにんにくを加え、香りが出るまで1~2分炒める。
甘味を引き立てる
薄切りにした玉ねぎをきつね色になるまで炒めることで、自然な甘味のあるおいしいハヤシライスに仕上がります。
■小麦粉を炒める
・鍋に小麦粉大さじ4と残りのバター10gを入れる。
・玉ねぎの繊維を崩すように練りながら、そのまま弱火で7~8分炒める。
★もったりとして練りにくいかと思いますが、鍋底に焼き付いた小麦粉をこそげ落としながらじっくりと7~8分炒めます。
※焦げ付かないように注意。焼き目が付いても問題ありませんが、黒く焦げ付くようなことはないように注意して下さい。
香ばしさとコク
小麦粉をしっかりと炒めることで、粉っぽさのないおいしいハヤシソースに。
小麦粉を加えると練りにくくなり、鍋底に焼き付くようになるかと思いますが、これをこそげ落として煮込むことで、ハヤシソースに香ばしさとコクが生まれます。
■赤ワインを加える
・玉ねぎと小麦粉を練りながら、少量ずつ赤ワインを注いで溶かす。
・赤ワイン…200ml
■ハヤシソースを煮込む
・鍋に炒めた牛肉と玉ねぎ、マッシュルームを入れる。
・牛乳とトマトジュース、ケチャップ、醤油、ウスターソース、コンソメを入れる。
・火加減を強火に上げ、沸いたら弱火に落として20分煮込む。
・途中、味見をして塩こしょうで調える。
★アクは取らず、ふつふつと静かに沸いているような火加減で20分煮込みます。
・牛乳…100ml ・トマトジュース…300ml ・ケチャップ…大さじ1 ・醤油…大さじ1 ・ウスターソース…大さじ2 ・コンソメキューブ…1個(顆粒タイプは小さじ2) ・塩こしょう…適量
おいしいハヤシライスの味付け
ベースはトマトジュースと赤ワインになりますが、水を使わず牛乳を加えることで濃厚なハヤシライスに。
煮込み始めは牛乳の白さが目立っていても、煮込んでいるうちに赤茶色のおいしそうなハヤシソースに変わってきます。
味付けの基本はウスターソースとケチャップ。この甘味の目立つ調味料に醤油を足すことで、ぼんやりとした味がきりっと引き締まります。
煮込みながら味見をし、何か一味足りないといった時は塩こしょうで調整。塩を足すだけで味が決まることが多いので、他の調味料を使う前にまずは塩こしょうを足してみて下さい。
■盛り付ける
・皿にごはんを盛り付け、ハヤシソースをかける。
・お好みでパセリのみじん切りをちらす。
市販のルーを使わない、おいしいハヤシライスの出来上がりです。
デミグラスソースで作るハッシュドビーフではなく、昭和の洋食屋さんでいただくような懐かしいハヤシライスに。
じっくりと炒めた玉ねぎの甘味とトマトジュースのほどよい酸味、赤ワインとバターの香りがおいしい、本格ハヤシライスです。
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ルーを使わない、洋食屋さん風ハヤシライスっつうやつ。
— 主婦A子のレシピ (@kashikoiAko) 2018年11月24日
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