カレー粉で作る、おいしいカレーライスのレシピ
市販のルーに頼らず、にんにくや生姜、バター、ウスターソースを使ってオリジナルの昭和カレーに。
豚肉と野菜を煮込んだコンソメスープで作る、昔ながらのおいしいカレーライスです。
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■材料 4~5人分
- ・豚肉(豚こま、または豚切り落とし)…200g
- ・玉ねぎ…中1個(200g)
- ・にんじん…1/2~1本(150g)
- ・じゃがいも…中2個
- ・にんにく…1片
- ・生姜…10g
- ・サラダ油…大さじ2
- ・塩(野菜の下味用)…ひとつまみ
- ・水…4カップ(800cc)
- ・コンソメキューブ…1個(顆粒タイプは小さじ2)
- ・ケチャップ…大さじ1
- ・ウスターソース…大さじ2
- ・塩…小さじ2
- ・砂糖…小さじ1
- ・ごはん…人数分
■肉の下味
- ・赤ワイン…大さじ1
- ・カレー粉…小さじ1/2
- ・塩…ひとつまみ
- ・こしょう…適量
■カレールーの材料
- ・小麦粉(薄力粉)…大さじ4
- ・バター…30g
- ・カレー粉…大さじ2
■豚肉に下味をつける
・ボウルに豚肉を入れる。
・下味用の調味料を加え、軽くもみ込んでおく。
★豚肉は豚こまや豚切り落としなどお好みで。
※豚こまと切り落としの違いは生姜焼きのレシピを参照。
●肉の下味の調味料 : ・赤ワイン…大さじ1 ・カレー粉…小さじ1/2 ・塩…ひとつまみ ・こしょう…適量
■野菜を切り分ける
・にんじんを乱切り、玉ねぎを薄切りにする。
★野菜の量は画像を目安に。じゃがいもは煮くずれしにくいメークインをおすすめします。
・じゃがいもを4等分に切り分け、水にさらす。
・にんにくと生姜をすりおろす。
★じゃがいもを水にさらすことで変色を防ぎ、アクとえぐみを抜きます。※時間は気にせず、炒める直前までさらしておきます。
■玉ねぎを炒める
・鍋にサラダ油を引き、玉ねぎと塩ひとつまみを入れて弱火で炒める。
・きつね色になってきたらにんにくと生姜を加え、にんにくの香りが出るまで1~2分炒める。
★きつね色になるまで弱火でじっくりと炒めます。
■にんじんとじゃがいもを炒める
・火加減を中火~中強火に上げ、にんじんとじゃがいもを入れて、油をからめるように2~3分炒める。
★しっかりと火を通す必要はなく、油をからめるようにざっと炒めます。
※焦げ付きに注意。焦げ付きやすい鍋の場合は、火加減を落として調整して下さい。
■豚肉を炒める
・豚肉を入れ、色が変わるまでざっと炒める。
★ボウルに残る下味用の赤ワインやカレー粉も入れます。
■野菜と豚肉を煮込む
・鍋に水とコンソメを入れ、強火で煮込む。
・沸いてきたら一度アクを取り、弱火~中弱火に落として10分ほど煮込む。
★アク取りは一度。旨味まで取ってしまわないように一度アクを取ったらそのまま煮込みます。
★火加減は弱火~中弱火。沸騰させず、くつくつと静かに沸いているような火加減で煮込みます。
・水…4カップ(800cc) ・コンソメキューブ…1個(顆粒タイプは小さじ2)
■カレールーを作る
・フライパンに小麦粉(薄力粉)大さじ4とバター30gを入れ、弱火で炒める。
・色が変わり水っぽくなってきたら火を止める。
小麦粉の炒め方
小麦粉とバターを炒めても、なかなか色が変わらないといったこともあるかと思いますが、弱火で気長に炒めていると、あるところを境に一気に色がつきます。
炒める時間はおおよそ10~15分ぐらい。色が変わり始めると、それまで粉っぽくもったりとしていたものが急に水っぽくなり、カレールーのベースが出来上がります。
★絶対に焦がさないように注意。焦げ付くと、どんなに煮込んでも焦げ臭いカレーになってしまうので、弱火でゆっくりと炒めて下さい。
・カレー粉大さじ2を加えてよく混ぜる。
・野菜と豚肉を煮込んでいるスープをお玉2~3杯加え、カレールーがなめらかになるまでのばす。
★スープは何度かに分けて入れ、よく混ぜながら溶きのばします。
●カレールーの材料 : ・薄力粉…大さじ4 ・バター…30g ・カレー粉…大さじ2
■カレーを仕上げる
・スープでのばしたカレールーを、野菜と豚肉を煮込んでいる鍋に溶き入れる。
・ケチャップ、ウスターソース、塩、砂糖を加え、さらに10分ほど煮込む。
・途中味見をし、薄いようなら塩を加える。
★火加減は弱火~中弱火のまま。沸騰させず、くつくつと静かに沸いているような火加減で煮込みます。
・ケチャップ…大さじ1 ・ウスターソース…大さじ2 ・塩…小さじ2 ・砂糖…小さじ1
カレーの隠し味
ヨーグルトやチョコレート、ケチャップ、ウスターソースなど、カレーの隠し味は多々ありますが、市販のカレールーで作るカレーの時は、そのまま隠し味を加えると、ただただしつこいだけのカレーに。
隠し味が生きてくるのは、カレー粉で作るカレーライスの時。レシピではケチャップとウスターソースといったシンプルな隠し味で、万人受けするカレーライスに仕上げております。
一度作って味を確認したら、次回からは自分なりの隠し味を加え、オリジナルのカレーライスを作っても楽しいかと思います。
※市販のカレールーを使った、おいしいカレーのレシピはこちら。市販のカレールーで作る、絶品カレーのレシピ
■盛り付ける
カレー粉で作る、昔ながらのカレーライスの出来上がりです。
小麦粉の量を抑えているので、少しシャバシャバとした仕上がりになっているかと思いますが、市販のルーで作ったカレーとは違い、シンプルながらもどこかクセになってしまうような、おいしいカレーライスに。
隠し味にはケチャップとウスターソースの他、ほどよい酸味と味に深みを出してくれるヨーグルトを加えても◎。真っ赤な福神漬が似合う、昭和のカレーライスです。
ルーの量を抑えつつ、ちょっとした隠し味とコツでいつものカレーをさらに美味しいものに。カレールーの旨味をさらに…
市販のルーは不使用。じっくりと炒めた玉ねぎとトマトジュースを使って、洋食屋さんの懐かしいハヤシライスを再現…
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カレーが残ったら、ぜひこんな残りカレーを使った、お蕎麦屋さん風カレーうどんを。かつお節をくわえてぐんとうま味の増した、おいしいカレーうどんにリメイクできます。
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みんなの声
「カレー粉で作る、カレーライスのレシピ」 https://t.co/7FqQtc3vj2 @kashikoiAkoから
— セロリ (@chakotomoti) 2018年8月25日
今日はこれを作ってみよう〜 ´ω`
「料理がおいしくなる! 鉄鍋、鉄フライパンの使い方とお手入れ」、主婦A子のレシピでふだんから使っている、鉄鍋と鉄フライパンの記事です。
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