![牛すじビーフシチューのレシピ、イメージ画像](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-00.jpg)
牛すじを使ったおいしいビーフシチューのレシピ
スネ肉やバラ肉よりもお安い、牛すじを使ったビーフシチューのレシピです。
牛肉の部位でも特にお安い牛すじですが、旨味はスネ肉とともに抜群。丁寧な下処理(下ごしらえ)と圧力鍋を使わずじっくりと煮込むことで、臭みもなくトロトロのやわらかいビーフシチューに。
少し時間はかかりますが、市販のルーを使わずデミグラスソースでじっくりと煮込んだ、絶品本格ビーフシチューです。
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![牛すじビーフシチュー](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-200.jpg)
■材料 6~8人分
- ・牛筋肉…300~400g
- ・じゃがいも…メークイン3~4個
- ・ニンジン…1本
- ・玉ねぎ…大1個
- ・にんにく…2片
- ・生姜…スライス2~3枚
- ・セロリ…1~2本(50~100g)
- ・バター、またはオリーブオイル…大さじ1
- ・水…750cc
- ・酒…200ml
- ・赤ワイン…250ml
- ・トマトジュース…200ml
- ・デミグラスソース缶…1缶(290g)
- ・塩、粗挽きこしょう、ウスターソース、ケチャップ…適量
■牛すじの臭み消し
- ・ネギの青い所…1本分
- ・にんにく…2~3片
- ・生姜…スライス2~3枚
- ・セロリの葉…1本分
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![調理時間アイコン](/images/izakaya/2015/timer-icon-20.gif)
![カロリーアイコン](/images/izakaya/2015/cal-icon-20.gif)
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![生の牛スジ肉400g。](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-01b.jpg)
![沸騰した湯で牛すじを下茹でする。](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-02b.jpg)
![流水で流した牛すじ。](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-03b.jpg)
■牛すじの下処理(下ごしらえ)
・鍋にたっぷりの湯を沸かす。
・牛すじを切らずに沸騰した湯で2~3分下茹でする。
・流水で汚れやアクを洗い流す。
★牛すじは切らずにそのまま下茹でします。
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![切り分けた牛スジ。](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-04b.jpg)
![分量の目安。ネギの青いところと生姜、にんにく、セロリの葉。](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-05b.jpg)
![鍋で煮込んでいる牛すじ。](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-06b.jpg)
■牛すじを煮込む
・水で流した牛すじを食べやすい大きさに切り分ける。
・鍋に水と酒、臭み消し用にネギの青いところと生姜、にんにく、あればセロリの葉を入れる。
・牛すじを入れ、アクを取りながら1時間半~2時間煮込む。
※途中で炒めた野菜を入れます。
![メモ帳アイコン](/images/izakaya/2015/memo-icon-26.gif)
・水…750cc ・酒…200ml
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![美味しく作るコツアイコン](/images/izakaya/2015/title-icon-40b.gif)
牛すじの煮込み方
牛すじを煮込む際の火加減は、沸いてくるまで強火、沸いてきたら弱火~中弱火に落とし、ふつふつと静かに沸いているような火加減で沸騰させないように煮込みます。
途中で炒めた野菜を加え、デミグラスソースを入れるまで1時間半~2時間、デミグラスソースを入れてからさらに30分ほど煮込むことでトロトロのやわらかい牛すじに。
くさみが残ってしまう圧力鍋は使わず、じっくりと煮込むことで牛すじの旨味を引き出し、おいしいビーフシチューに仕上げます。
![煮込み終わったやわらかい牛すじ](/images/izakaya/2015/20141123-izakaya-01b.jpg)
![牛すじポン酢](/images/izakaya/2015/20160110-izakaya-gyusuji-ponzu-100b.jpg)
煮込んでやわらかくなった牛すじにポン酢をかければ牛すじポン酢に。デミグラスソースを入れる前なら、野菜と一緒に煮込んだ牛すじもおいしくポン酢でいただけます。
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![分量の目安。ニンジン、にんにく、玉ねぎ、じゃがいも、セロリ、生姜。](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-07b.jpg)
![にんにくの薄切りと、みじん切りの生姜。](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-10b.jpg)
![厚めのくし切りに切り分けた玉ねぎと、ニンジンとセロリの乱切り。](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-08b.jpg)
■野菜の下ごしらえ
・にんにくを薄切り、しょうがをみじん切りにする。
・玉ねぎを厚めのくし切り、ニンジンとセロリを乱切りにする。
★セロリの筋は取らなくても問題なし。乱切りにして煮込むので、それほど気にならなくなります。
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![切り分けたじゃがいもを水に浸ける。](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-09b.jpg)
・じゃがいもの皮を剥き、1/2~1/4等分に切り分ける。
・水にじゃがいもを10分ほどさらしておく。(煮崩れ防止とアク抜き)
★じゃがいもは煮崩れしにくいメークインがおすすめ。切り方はお好みですが、切らずにそのまま使っても良いかと思います。
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![フライパンにバターを入れ、にんにくとしょうがを弱火で炒める](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-11b.jpg)
![にんにくと生姜を炒めたフライパンに、ニンジン、玉ねぎ、セロリを入れて中火でざっと炒める](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-12b.jpg)
![油を絡めるように炒めたニンジン、玉ねぎ、セロリ](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-13b.jpg)
■野菜を炒める
・フライパンにオリーブオイル、またはバターを入れ、にんにくと生姜を弱火で炒める。
・にんにくの香りが出てきたら中火に上げ、ニンジン、玉ねぎ、セロリを入れて1~2分炒める。
★野菜は油が回るようにざっと炒める程度に。しっかりと火を通す必要はありません。
★オリーブオイル、バターはお好みで。バターを使うとよりコクが出ますが、牛すじの濃厚なスープで煮込むので、あっさりと仕上げたい時はオリーブオイルを使って下さい。
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・バター、またはオリーブオイル…大さじ1(バターは大さじ1で12g)
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![牛すじを煮込んでいる鍋に炒めた野菜とじゃがいもを入れる](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-14b.jpg)
![赤ワインとトマトジュースを入れ、弱火で煮込む](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-16b.jpg)
![火が通って取り出したじゃがいも](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-17b.jpg)
■牛すじと炒めた野菜を煮込む
・牛すじを煮込んでいる鍋に、炒めた野菜とじゃがいもを入れる。
・赤ワインとトマトジュースを入れ、弱火~中弱火で引き続き煮込む。
★煮込む時間は、牛すじの煮込み時間を含めて1時間半~2時間。じゃがいもは煮崩れしないように、火が通ったら途中で取り出します。
★沸騰させないように注意。引き続き、ふつふつと静かに沸いているような火加減で煮込みます。
![メモ帳アイコン](/images/izakaya/2015/memo-icon-26.gif)
・赤ワイン…250ml トマトジュース…200ml
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![煮込んでいるビーフシチューにデミグラスソースを入れる](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-18b.jpg)
![鍋に入ったビーフシチュー](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-19b.jpg)
■デミグラスソースを入れて煮込む
・1時間半~2時間煮込んだら、デミグラスソース缶を入れ、さらに弱火で30分煮込む。
・味見をして塩と粗挽きこしょうで調える。
・冷めるまで一度寝かせる。
★じゃがいもは煮込み時間が残り10分ほどになったら戻します。
![メモ帳アイコン](/images/izakaya/2015/memo-icon-26.gif)
・デミグラスソース缶…1缶(290g)
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![美味しく作るコツアイコン](/images/izakaya/2015/title-icon-40b.gif)
ビーフシチューの味を調える
味は基本的に塩で調整。甘みが足りない時はケチャップを、もうひと味という時は少量のウスターソースを入れてみてください。
時間に余裕があれば、寝かせる時間はカレーと同じようにひと晩。しっかりと冷ますことで旨味が増し、おいしいビーフシチューに仕上がります。
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![フライパンに入った溶けたバターと小麦粉](/images/izakaya/2015/20150124-izakaya-04b.jpg)
![バターと小麦粉を混ぜる](/images/izakaya/2015/20150124-izakaya-06b.jpg)
![小麦粉でとろみの付いたビーフシチュー](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-20b.jpg)
![美味しく作るコツアイコン](/images/izakaya/2015/title-icon-40b.gif)
とろみを付ける場合
牛すじを煮込んだ旨味のある濃厚なスープと、デミグラスソースで作るビーフシチューなので、市販のルーを使ったビーフシチューと違いとろみが少ないかと思います。
そのままでも十分美味しいビーフシチューになっているかと思いますが、とろみを付けたい場合は画像を参考に、 フライパンにバターを溶かしながら、1:1の割合でバターと小麦粉を混ぜたものを、ビーフシチューに少しづつ溶かしてとろみを付けます。
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![やわらかい牛すじのビーフシチュー](/images/izakaya/2015/20160129-izakaya-gyusuji-beefstew-100.jpg)
■ビーフシチューを盛り付ける
・シチュー皿などに盛りつけ、茹でたブロッコリーやパセリをのせる。
・生クリームやコーヒーポーションを回しかける。
★ブロッコリーやパセリなどの緑が入ると見栄えもよく、盛り付けもきれいにまとまります。
デミグラスソースと牛すじを使った本格ビーフシチューの出来上がりです。
圧力鍋を使わずじっくりと煮込んだ牛すじは、臭みもなく旨味抜群。ルーを使ったビーフシチューのようなしつこさはなく、バラ肉やスネ肉にも負けない、素材の旨味を活かした美味しいビーフシチューになっているかと思います。
盛り付けに使っているのは、耐熱シチュー皿の代用として一人用の土鍋。ビーフシチューを盛り付けてからガスコンロで軽く温めると、オーブンで焼くようなビーフシチューでなくとも、最後まで熱々でいただけるようになります。
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牛すじでな、ビーフシチューっつう手もあるんだぜ。
— 主婦A子のレシピ (@kashikoiAko) 2018年12月16日
主婦A子のレシピ https://t.co/Ogq60PwbFf pic.twitter.com/wsFQsMzJDo
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