

簡単でおいしい、焼き飯のレシピ
味付けは醤油ではなく関西風にソースで。ベチャベチャとせずパラパラに仕上がる裏技から、おいしい味付けのコツまで。残りご飯を使っても簡単に作れる、おいしい焼き飯のレシピです。


レシピをざっくりと言うと
先にひき肉を炒めてご飯と混ぜ合わせておくことで、パラッとした仕上がりの焼き飯に。
切り分けた具、混ぜ合わせたご飯と順に炒め、調味料を合わせた味付け用のたれを加えて味を調えたら出来上がり。
工程が少し多いかと思いますが、手順を追えば簡単。炒めたひき肉を油ごとご飯と混ぜ合わせることで、失敗することもなくパラパラの焼き飯が簡単に作れます。



■材料 1人分
- ・ご飯…丼一杯分(250gぐらい)
- ・卵…1個
- ・合いびき肉、または牛ひき肉…50g
- ・玉ねぎ…1/4個
- ・にんにく…1/2片
- ・紅しょうが(お好みで)…小さじ1~2
- ・ナルト、またはカマボコ…30g
- ・サラダ油…大さじ1
- ・ごま油…小さじ1/2
- ・酒…大さじ1/2
- ・塩こしょう…適量
■調味料(味付け用のたれ)
- ・ウスター、または中濃ソース…大さじ1
- ・醤油…小さじ1
- ・和風だしの素(ほんだしなど)…小さじ1/4
★ご飯は丼に大盛り一杯分250g。女性だと1.5人分ぐらいになります。※一度に大量に作るとご飯が焦げつくことがあるので、いっぺんに作る場合は3人分までにしていただければと思います。






■材料を切り分ける
・玉ねぎ、にんにく、ナルト(またはカマボコ)をみじん切りにする。
・紅しょうがをみじん切りにする。
★分量は画像を目安に。他、あれば小口切りにした小ねぎ、またはグリーンピースを盛り付け時にちらすと、見栄えの良い焼き飯に仕上がります。
★ナルト(またはカマボコ)は4~5mmぐらいのみじん切りに。
★紅しょうがはお好みで。酸味が苦手でなければ、みじん切りにした小さじ1~2の紅しょうがを使うと味が引き締まり、よりおいしい焼き飯に仕上がります。



■味付け用のたれを作る
・小皿にウスターソース(または中濃ソース)と醤油、和風だしの素を入れ、よく混ぜ合わせる。
★あらかじめ調味料を混ぜ合わせて味付け用のたれを作っておくことで、炒める際にあわてることもなく、調理を簡単にします。

・ウスター、または中濃ソース…大さじ1 ・醤油…小さじ1 ・和風だしの素(ほんだしなど)…小さじ1/4




■炒り卵を作る
・ボウルに卵を割り、塩少々をふって溶いておく。
・フライパンに油(分量外)を引いて中火で熱する。
・溶き卵を入れ、かき混ぜながら炒り卵にする。
・炒り卵を別皿に移しておく。
★フライパンは洗わず、このままご飯を炒めるまで使い続けます。




■ひき肉を炒める
・卵を炒めたフライパンにサラダ油大さじ1とごま油小さじ1/2を入れ、中火で熱する。
・ひき肉を入れ、軽く塩こしょうをして炒める。
・途中ひき肉がほぐれてきたら酒大さじ1/2を加え、水気が飛んでひき肉がぽろぽろになるまでしっかりと炒める。
★ごま油を香り付けに、酒を加えて炒めることでひき肉のくさみを抑えます。
★ひき肉は合い挽き、または牛ひき肉をお好みで。豚100%ではなく牛脂の旨味が入ることで、よりおいしい焼き飯になります。



■ご飯と炒めたひき肉を混ぜる
・ボウルにご飯と炒めたひき肉を油ごと入れる。
・米一粒一粒に油がコーティングされるように、しっかりと混ぜておく。
★炊きたてのご飯を使う場合は、あらかじめ常温まで冷ましてください。同じように冷蔵庫で冷えている残りご飯を使う場合は、ボウルに入れて室温に戻しておきます。


焼き飯をパラパラに仕上げる裏技
炒める前にご飯に油をコーティングすることで、べちゃっとせずパラパラとした仕上がりの焼き飯に。
溶き卵と混ぜる方法もありますが、卵の場合は仕上がりがボソボソとしてしまうので、炒めたひき肉と油をご飯に混ぜる方が◎。
米一粒一粒が油をまとっているので、炒める際フライパンに焦げ付いてしまうといったこともなく、ご家庭のガスコンロで普通に炒めるだけでご飯はパラパラ。噛むと米の甘味をしっかりと感じられる、おいしい焼き飯に仕上がります。




■具を炒める
・ひき肉を炒めたフライパンを再度中火で熱する。
・切り分けた玉ねぎとにんにく、ナルトを入れ、玉ねぎが透き通るまで炒める。
★鉄鍋や焦げ付きやすいフライパンを使う場合は、少量の油(分量外)を引いてから熱してください。



■ご飯を炒める
・火加減は中火のまま、ひき肉と混ぜたご飯と紅しょうがを入れる。
・ほぐしながらご飯が熱くなるまで1~2分炒める。



■焼き飯を仕上げる
・火加減を強火に上げ、炒り卵と味付け用のたれを加える。
・たれの水気を飛ばすように、かき混ぜながら1~2分炒める。
・途中味見をし、薄いようなら塩こしょうで調える。
★軽く焼き目を付けるように、時々鍋肌にご飯を押し付けながら炒めると、香ばしい香りが付いてよりおいしい焼き飯になります。


■盛り付ける
・皿に盛り付け、お好みで小口切りにした小ねぎやグリンピースをちらし、紅しょうがを添える。
焼き飯の出来上がりです。
関東住まいの方にはソースで味付けする焼き飯はあまり馴染みがないかとも思いますが、大阪などでは家庭料理やお好み焼き屋さんでの焼き飯はソース味が定番。
和風だしの素で旨味をプラス、甘くなりすぎないように醤油を加え、紅しょうがを使って味を引き締めると、ソース味に疑問が残る方でも一口食べればやみつきになるようなおいしい焼き飯に。
前述の通り油を米一粒一粒にコーティングすることで、ご家庭で使うガスコンロの火力でもご飯がベチャ付くこと無く、パラパラとした焼き飯に仕上がります。



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