乳化も簡単、おいしいペペロンチーノのレシピ
全てのパスタの基本となる、にんにくと鷹の爪を使ったシンプルなパスタ、アーリオ・オリオ・ペペロンチーノです。
難しいと思われがちな乳化も、手順を追えば意外と簡単。パスタと絡める前に、ソース自体を乳化することで簡単においしいペペロンチーノに。
自分で作れば辛さもにんにくの量も自由自在。おいしいペペロンチーノのレシピです。
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■材料 一人分
- ・スパゲティ、またはフェデリーニ…100g
- ・にんにく…1~2片
- ・鷹の爪…1本
- ・オリーブオイル…大さじ2
- ・イタリアンパセリ…適量
- ・塩胡椒…適量
- ・水…2リットル
- ・粗塩…30g
■下準備/下ごしらえ
・鍋に水2リットルを沸かし、粗塩30gを入れてパスタ麺を茹で始める。
・イタリアンパセリをみじん切りにする。
★鷹の爪の切り方はお好みで。種を抜いてそのまま使うか、辛味を強めるなら小口切りにします。
茹で汁の塩分濃度
パスタの茹で汁は水に対して1%が基本となりますが、ペペロンチーノのようなシンプルなパスタは1.5~2%と多めに塩を入れ、しっかりと麺に下味を付けることでおいしいパスタに。
茹で汁は乳化の際にお玉一杯程度使うので、パスタソースの塩気にもなります。
■にんにくをみじん切りにする
・にんにくを包丁の腹や木べらでつぶす。
・縦半分に切り、芯を取り除く。
・みじん切りにする。
※にんにくの芯は焦げやすいので取り除きますが、気にならない場合はそのまま使ってもいいかと思います。
■にんにくをオリーブオイルで炒める
・フライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたにんにく、鷹の爪を入れる。
・弱火でにんにくの香りが出るまで炒める。
★フライパンを斜めにしてオリーブオイルを寄せると、満遍なくにんにくを加熱することが出来ます。
■パスタソースを乳化する
・フライパンにイタリアンパセリを入れる。
・パスタの茹で汁をお玉一杯弱入れ、火加減を中火にあげてフライパンを振りながらソースをかき混ぜる。
★イタリアンパセリは盛り付け用に少量残しておきます。(お好みで)
簡単な乳化のコツ
難しいと思われがちな乳化ですが、手順を追えば意外と簡単。
茹で汁を入れたら火加減を中火にあげ、フライパンを振りながらかき混ぜるだけ。
フライパンを振ると考えるとぎこちなくなってしまう時は、にんにくを炒めた時と同じように、フライパンを傾けながらかき混ぜるだけでもしっかりと乳化します。
乳化するには茹で汁にタンパク質が必要なため、麺が茹で上がる直前のものを使用。麺とソースを絡めるタイミングを考慮しながら、茹で上がる直前の茹で汁を使います。
茹で汁を加えてかき混ぜていると、透明感が無くなり画像のような白濁したソースに。あとは麺と絡めながらざっと火をかければおいしいペペロンチーノになります。
■ソースとパスタ麺を絡める
・麺を標準の茹で時間より30秒ほど早めに上げ、湯を切らずにそのままフライパンに入れる。
・中火のまま麺とソースを絡めるようにざっと炒める。
・味見をして塩胡椒で調える。
★麺を炒め過ぎないように注意。水気が飛びすぎるともったりと重いパスタになります。
■盛り付ける
・皿に盛りつけ、お好みでパセリを散らす。
基本のパスタ、アーリオ・オリオ・ペペロンチーノの出来上がりです。
にんにくと唐辛子のシンプルなパスタですが、麺を回すように盛り付けイタリアンパセリを散らせば、見た目も立派な一皿に。
乳化は難しいと考えず、気軽に手順を追いながら作れば、意外と簡単においしいペペロンチーノが作れます。
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