
皮の包み方から水餃子のたれ、水餃子のスープまで。おいしい水餃子の作り方。
焼き餃子よりもお手軽なおいしい水餃子のレシピです。
簡単な水餃子のスープを作れば、お皿にくっついてしまうこともなく最後まで熱々の水餃子に。包み方からたれの作り方まで、簡単ヘルシーなおいしい水餃子です。



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■材料 30個分(4~5人分)
- ・餃子の皮…30枚
- ・豚ひき肉…200g
- ・キャベツ/白菜…100g
- ・にら…1/2把(100g)
- ・干し椎茸…2~3個
- ・干し椎茸の戻し汁…大さじ1
- ・生姜…5g
- ・にんにく…1片
・調味料
- ・塩胡椒…少々
- ・醤油…大さじ1
- ・酒…大さじ1
- ・砂糖…大さじ1
- ・鶏がらスープ(または鶏ガラスープの素を水で溶いたもの)…大さじ3
- ・ごま油…小さじ1
- ・オイスターソース…小さじ1/2
※たねの分量は少し多めになっているので、市販の皮を使う時は大判でもいいかと思います。
■水餃子のたれ
- ・万能ネギやネギ…適量
- ・すりおろし生姜…少々
- ・にんにく…1/2~1
- ・醤油…大さじ3
- ・酢…大さじ1~2
- ・ごま油…小さじ1
- ・豆板醤…小さじ1/2
- ・砂糖…小さじ小さじ1と1/2
- ・白ごま…適量
- ・花椒…適量(お好みで)
■水餃子のスープ
- ・水…300cc
- ・酒…大さじ3
- ・干し椎茸の戻し汁…大さじ2~
- ・醤油…大さじ1
- ・鶏ガラスープの素…小さじ2
- ・塩胡椒…適量
- ・針生姜…3g
- ・白髪ネギ…適量
- ・白ごま…適量
- ・ごま油/ラー油…小さじ1/2







■干ししいたけを戻す
※無い場合は省略可・干ししいたけを水につけて戻しておく。
★戻す時間は冷蔵庫で一晩。前日には水につけておきます。(時間外)
★干ししいたけは戻し汁も使用します。
※干ししいたけがない場合は省略可。戻し汁も含め、干ししいたけを使用せずに調理します。


干ししいたけの旨味で絶品の水餃子に
干し椎茸の旨味成分はグアニル酸。戻した水もグアニル酸を含んだだし汁になります。
鶏ガラから抽出されるグルタミン酸とイノシン酸の旨味成分に、干ししいたけのグアニル酸が加わることで、いつもの水餃子がお店でいただくような絶品の水餃子に。時短のためにお湯やレンジを使った戻し方もありますが、旨味が抜けてしまうので、 前日から水につけて冷蔵庫で一晩寝かせ、じっくりと旨味を抽出する戻し方をおすすめします。




■下準備/下ごしらえ
・生姜とニンニクをすりおろす。
・鶏がらスープを用意する。
★鶏がらスープは顆粒の素を水で溶いたものでも代用可。



■ひき肉をこねる
・ボールにひき肉を入れ、軽く塩をふる。
・粘りが出て白っぽくなるまでしっかりとこねる。
★先に塩だけを入れてこねることで、熱を加えても肉汁がとどまるようになり、ジューシーな餃子に仕上がります。



■調味料を入れて、さらにこねる
・生姜とにんにくのすりおろし、鶏がらスープ、干し椎茸の戻し汁、調味料をすべて入れる。
・よくこねて冷蔵庫で寝かせる。(時間外)
★寝かせる時間は1時間~。冷蔵庫で寝かせることで脂が固まり、加熱時に肉汁が流出することを防ぎます。




■水餃子のたれを作る
・にんにくをみじん切り、生姜をすりおろす。
・万能ねぎを小口切りにする。(長ネギの場合はみじん切り)
・水餃子のたれの材料をすべて混ぜ合わせる。
★味見をして、甘味を強める時は砂糖、酸味を強める時は酢を足して調整します。
★辛いたれにする時は、ごま油のかわりにラー油を使います。




■野菜を切る
・ネギ、ニラ、キャベツ、戻した干ししいたけをみじん切りにする。
・キャベツに塩少々をふって軽く揉む。
・塩をふったキャベツを10~15分(時間外)程度置き、手で絞って水を切る。



■餃子の餡を作る
・寝かせておいたひき肉に全ての野菜を入れる。
・よくこねて、包む直前まで冷蔵庫に入れておく。
★包む直前まで冷蔵庫に入れて冷ましておきます。



■水餃子のスープを作る
・生姜を細く千切りにし、針生姜にする。
・鍋に鶏がらスープの素と針生姜、水、酒、干し椎茸の戻し汁、醤油を入れ、ひと煮立ちさせる。
・味見をして塩胡椒で調え、ゴマ油かラー油を入れる。
★干ししいたけの戻し汁は残ったものを全部入れてしまいます。
★たれがあるので味は薄めに。辛いスープにする時はラー油を使います。


水餃子のスープ
スープを作り、水餃子の盛り付け時に一緒に注ぐことで、乾燥と皿にくっついてしまう原因を抑え、冷めにくく最後までおいしくいただける水餃子になります。
たれは別にあるので、スープは薄味に。湯気とともに立ち昇るネギとゴマ油の香りが香ばしい、おいしい水餃子に仕上がります。





■水餃子の包み方.1
・餡を乗せて半分に折る。
・半円のフチを人差し指と親指で押さえながら進み、皮を閉じる。
★市販の皮はフチの内側とくっつける部分に水をつけてから包みます。手作りの皮はそのままで。




■水餃子の包み方.2
・両端の先を内側に丸め込む。
・人差し指と親指で押さえてくっつける。





■水餃子を茹でる
・鍋に水を張り、強火で沸騰させる。
・沸騰した湯に餃子を入れ、餃子が浮いてきたらお玉一杯分の差し水をする。※差し水することで餃子が沈みます。
・再沸騰してまた水餃子が浮いてきたら差し水をしてを繰り返し、4~5分茹でる。
・スープに白髪ネギと白ごまを入れ、ひと煮立ちさせておく。
★焼き餃子同様、手作り皮の場合は打ち粉をよく落としてから茹でます。
★くっつかないように菜箸でかき混ぜながら茹でて下さい。



■盛り付ける
・器に茹でた水餃子を入れ、スープを注ぐ。
・お好みで万能ねぎやパクチーをちらす。

本格水餃子の出来上がりです。
工程が多く少し手間がかかりますが、味は抜群。手順通りに調理すれば失敗することもなく、お店でいただくような絶品の水餃子に。右画像のように一人用土鍋に盛り付ければ、おいしい水餃子が最後まで熱々でいただけるかと思います。


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