さんまの炊き込みご飯のレシピ

■材料 2～3人分

• 秋刀魚（さんま）…一匹
• 米…2合
• にんじん…1/3～1/2本
• きのこ類…50～100g
• 生姜…1片（5gぐらい）

■調味料

• 酒…大さじ2
• 醤油…大さじ1
• みりん…小さじ1
• 塩…小さじ1/2

調理時間：1時間(時間外を除く)

カロリー：479kcal/1人分

■材料の下準備

・事前に米を研いで30分ほど水につけ、ざるにあげて20～30分水切りする。(時間外)

・きのこ類の石突きを切り落とし、手で小分けにする。

・にんじんを細切り、生姜を千切りにする。

★米を水につけておくことで、芯が残らずにふっくらと炊けます。

★きのこの種類はお好みで。椎茸やエノキなど、お好みのものを使って下さい。

■さんまの下ごしらえ

・さんまを半分に切る。

・内蔵を取り除き、ざっと流水で洗っておく。

・さんまに塩をふり、10～15分ほど置いておく。

★頭や骨はさんまの旨味が出る大事な部分。切り落とさないように注意。

※米とさんまの下ごしらえは調理の事前に済ませ、うまく時間を調整してください。

■さんまを塩焼きにする

・強火で両面に焦げ目をつける。

★しっかりと火を通す必要はありません。強火で皮に焦げ目をつけるだけと考えて下さい。

さんまの臭みを取る

さんまの皮に焦げ目をつけるのは、塩焼きの香ばしい香りをつけるとともに青魚特有の臭みを抜くため。さんまなどの青魚は皮に臭みがあるので、塩をふって水分を抜き、さらに一度焼くことで臭みをしっかりと落とします。

さばの味噌煮を作る時に一度湯通しするのも同じ理由。炊き込みご飯も煮魚も、しっかりと臭みを落とすことで、生臭みのないおいしい料理に仕上がります。

■米と調味料を炊飯器に入れる

・炊飯器に米を入れ、酒、醤油、みりん、塩を分量通り入れる。

・炊飯器の目盛りよりも少なめに水を入れる。

･酒…大さじ2  ･醤油…大さじ1  ･みりん…小さじ1  ･塩…小さじ1/2

水加減は少なめに

水は必ず調味料を入れてから注ぎ、目盛りよりも少なめに。米を水につけて水分を吸わせているので、水が多いよりも少ない方が失敗もありません。

■さんまの炊き込みご飯を炊く

・切り分けておいたにんじんときのこ類を炊飯器に入れる。

・さんまを入れ、千切りにした生姜をちらして炊く。

★具はお米に乗せるように入れ、混ぜないようにします。

■炊き込みご飯を蒸らす

・炊けたらさんまの身をほぐし、頭と中骨を取り出す。

・水分を飛ばすようにざっと混ぜる。

・蓋を閉めて5分蒸らす。

さんまの小骨

さんまの大きさにもよりますが、小骨や腹骨は意外とやわらかくなっています。

あまり神経質にならず、頭を持ち上げると付いてくる中骨や腹骨を取り出し、残った大きな骨をざっと取り除く程度で問題ありません。

※小さなお子様がいる時は注意して下さい。

■盛り付ける

・お茶碗に盛りつけ、万能ねぎや三つ葉など、おこのみの薬味を散らす。